それがどんな悪夢だったのかは分からないけれど。
2010 / 08 / 11 ( Wed )
今月末で7歳になる息子はダウン症児なので、もちろん手もかかるんですが、しかし彼は赤ちゃんの頃から育てやすい子でした。
生まれ持った性質が「どっしりしたもの」のようで、少なくとも私よりも成熟した魂を宿した子なんだろうなー、と思います。

それに比べて3歳半の娘は、赤ちゃんの頃から非常に癇の強い子で、この春から保育園に行くようになって、かなり良くなってきましたが、それでもやはり「癇の強さ」は彼女を生きにくくしているように感じます。
いろんなものを背負いこんで生まれてきたんだろうな、と思います。
そして、ものすごい怖がりで、怖い~~と、すぐに泣きます。大声で。


そんな娘が、昨日は朝から高熱を出しました。
扁桃腺が真っ赤っかだそうです。

そんな状態なので、夜もほこほこで、なかなか寝つけない様子でした。
いつもはスコーンと寝てしまう息子も、珍しく夕方寝をしたせいで、これまた全然寝つけない様子でした。
……親の方は疲れて寝ちゃったんですがね。



何度か娘にお水が欲しいとか、トイレ行きたいとかで起こされつつも、うつらうつら寝ていたら、寝ている私の隣で娘が突然仁王立ちしたのに気づきました。
ぷるぷると震えているので、トイレに行きたかったけど漏れちゃったのかな……と、思いました。

しかし、声をかけても娘はぷるぷると震えたまま、無言で立っています。
声をかけながら抱っこすると、身体中が小刻みに震えていて、声も出せない様子でした。


怖い夢を見たのか、とにかくひどくひどく怖かったようでした。
時々、怖い夢を見て大声で泣くことはあるのですが、こんなふうに身体が小刻みに震えたまま声も出ない状態の娘なんて初めてです。
普段の、子供の怖がり方ではないな、と思いました。
尋常じゃないな、と。

お父ちゃんの隣の、部屋の端っこにいた(おそらくウトウトしていた)息子も心配して起きてきました。

ずーっと抱っこをしていてもなかなか震えが止まりませんでしたが、それでもようやく震えが止まってきたので、
「あっち(台所)に行って、麦茶飲もうね。」
と、娘を連れていきました。息子もついてきました。(お父ちゃんは寝てたー。)


電気をつけて、明るい台所で3人で麦茶を飲んでいたら、娘はやっといつもの「意識」状態に戻ってきたらしく、ホッとした様子で笑顔も出てきました。
息子が妹の頭をなでて、いろいろ話しかけていました。
息子も妹がかなり怖がっているということが分かり、彼なりに「だいじょーぶ、ね。ね。」と妹をなだめていたのです。
お兄ちゃんが大好きな娘にとってはすごく嬉しかったようです。


「すごく怖い夢、見たんやねー。」と娘に話しかけると、娘は小さい鬼がどうのこうのと言いましたが、もちろんどんな夢を見たのかは分かりませんでした。
話してる様子を見てると、あれは夢だった、もう怖い夢はどこかに行っちゃった、というのは分かったようなのですが、やはりそれでもまだリラックスしきれなかったようで、その後お布団に戻ってもなかなか寝つけずにいたようです。
あんな怖がり方をするくらいだったんですから、当然っちゃー、当然だろうな、と思います。
なので、「もう大丈夫だよー。お母ちゃんもお兄ちゃんもお父ちゃんも一緒だからね~。」と何度も声をかけました。


そして、ふと思い、こう娘に言いました。

「お母ちゃんのお腹に入ってくるずーっと前に、すごく怖いことがあったんやねぇ。でももうそれは終わったからね。お母ちゃんのところに来たんやからもう大丈夫やでねー。」

もちろん、そんな言葉を娘が理解できるとは思いませんが、そうやって何度か娘に言いました。
息子は、お布団に戻ってからスコンと寝てしまいました。
いつもはそんな時間に起きていない息子が目を覚ましていたというのも、これも愛なのかなー、と思いました。


天真爛漫なお兄ちゃんと一緒にいることで、娘が背負ってきたものを少しずつ手放していけるといいな~、と思います。
……兄妹喧嘩もよくやってるけどねぇ。





そして、寝不足な2人は、お昼ご飯の前だってーのに、仲良く今お昼寝しちゃいました。

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